英語能力試験

オーストラリア移民局(DIAC)は、オーストラリアビザ申請のために、以下のようなさまざまな試験機関の英語の試験の成績を認めています。

  • IELTS
  • TOEFL
  • PTE(Pearson Test of English Academic)
  • Cambridge(CAE)
  • OET
大学をはじめとするその他の教育機関は、学校入学のための独自の英語力テストがあります。入学を考える学校の入学申請に必要な入学条件をそれぞれ確認する必要があります。

各英語の試験の間の得点比較表

 

 

 

    • IELTS
    • IELTSは英語圏の国での移民を目指す志願者の英語能力を証明するものとして使用されており、留学や就職目的でも広く活用されています。 試験は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つの分野を総合的に評価し、目的に応じて2つのテストの種類に分けられ、社会全般の基本能力を確認するGeneral Testと大学などでの入学を満たすAcademic Testがあります。

 

      • IELTSは一年間で270万人以上が受験する試験であり、全世界の受験者がIELTSを通して新たな機会をつくっています。
      • IELTSは英語試験の専門家によって開発され、過去25年以上にわたり学者、教授、各国のImmigrationとの密接な協力で発展を続けてきました。
      • IELTS試験は特定の英語圏の国ではなく、全世界で通用する英語力とされ、受験者のリスニングとリーディングはもちろん、ライティングとスピーキングまで含め英語能力を総合的に評価します。
      • 特にスピーキング試験では、試験官が受験者と直接顔を合わせて会話しコミュニケーション能力を正確に評価する唯一の試験です。徹底的かつ正確に訓練されたネイティブ試験官のみが評価することができ、受験者の正確な実力を評価できるように管理されています。
      • IELTSは、受験者の実質的な英語のコミュニケーション能力を評価する試験で、全世界10,000以上の学校や研究機関でのIELTSの成績を入学、就職、移民の目的のために活用しています。

 

    • TOEFL
    • TOEFL®テストは、世界で最も権威のある英語試験であり、オーストラリア、カナダ、英国、米国を含む130以上の国の10,000以上の大学、教育機関が認定しています。 TOEFLテストはどこの学校・レベルで勉強できるかを知る指標のひとつとして使われており、オーストラリア以外で勉強したいアジア人学生に好まれています。

 

    • PTE (Pearson Test of English Academic)
    • PTEアカデミック英語の試験は新しい国際的なコンピュータベースの英語のテストです。このテストは、英語が母国語ではない人の英語力を証明するための試験です。リスニング、リーディング、スピーキングそしてライティング能力を正確に測定します。

      試験は合計3時間に渡って行われ、スピーキングとライティング、リーディング、リスニング能力を正確かつ科学的に測定し、現在、米国、英国、中国、香港、インド、中国、カナダ、オーストラリアなど世界21カ国以上で実施されており、英国のロンドンビジネススクール、米国のエール大学、カリフォルニア大学、フランスのINSEAD、スペインのIESEなどの大学と経営大学院から認められています。


       

 

    • OET
    • OET(The Occupational English Test)は、医療専門英語試験です。

      オーストラリアやニュージーランドでは看護師の資格を取得するための英語力を証明するためにIELTS以外にもOETスコアを認めています。

      OET試験は、医療現場で必要な英語のスキルをテストしOETセンター管理している世界40カ所で、毎年8〜12回実施され、この試験は海外の医療資格を取得するのに必要な英語の知識を測定するだけでなく、英語圏で通用する英語力を測定します。

 

    • Cambridge (CAE)
    • 英国ケンブリッジ大学で開発された試験で、主に欧州や英連邦諸国の学生が就職や入学のために受ける試験です。英国をはじめとするオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英国連邦国家で試験を受けることができ、試験実施機関が別に指定されており、1年に3回(3月6月12月)受験することができます。

      世界的に最も広く認められている英語能力試験の一つで、アジア圏で主に通用するTOEICテストのようにスコアが出てくるのではなく、合格あるいは不合格と判断されます。合格した場合有効期限がない生涯有効な資格です。

      試験の種類は、段階的にGeneral English Exam(KET/ PET/ FCE/ CAE/ CPE)5種類、Professional English Exam(BECなど)などがあります。最も一般的なものはFCEですが、upper-intermediate程度に相当するレベルです。
      日本人の学生にはFCE取得を目標にする方が多く、理由としてはFCE合格レベルが専門学校やTAFEなどの入学基準となっているためです。オーストラリアの専門学校で授業が受けれるレベルを取得目指し、一生有効な資格を保持できるため人気のレベルとなっています。

 

なぜケンブリッジ試験準備コースが人気なのか?

  1. 英検などと同様で一度合格すれば、一生消えることのない資格となるから。
  2. 定められた期間中に確実に目標意識を持って学習に集中することができ、ケンブリッジ試験準備コースでは試験の合格のために、より集中的な学習が必要になり短期間で目標を達成するために努力することになるため。
  3. 経験豊かな優れた講師から学ぶことができる可能性が高く、ほとんどの学校では合格率を上げて学校の評判を高めるために、学校の人気講師を起用していることが多いため。
  4. 優れた英語力を備えたヨーロッパの学生と交流して勉強することができます。 他の英語コースと比較して良い国籍バランス、またはヨーロッパの学生の多い環境で学ぶことができるため英語力向上に最適。
  5. ヨーロッパで広く認められ、日本の外資系企業でも認めらています。
  6. IELTSテストと比較して、IELTSは大学入学試験の学力面に重点を置いていますが、ケンブリッジ試験は一般的な英語力として広く認められています。