フィリピン留学案内

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フィリピン基本情報

言語
フィリピンは米国、英国に次いで世界で国民の英語の使用率が高い国の3位を占めています。もちろん英語のみを使用していません。フィリピンの固有語であるタガログ語や、各地方にはこれとは別にセブアノ語、イロカノ語、ワライ語など、それぞれ地域ごとに独自の言語を使用します。

気候
フィリピンは年間を通して暑く湿気の多い天候です。 乾季と雨季に分けると、乾期は11月から5月まで、雨期は6月から10月まで雨が降ります。 平均気温は25℃です。5月は猛暑の日中で気温が40℃まで上がります。 12月から2月の間は22〜28度で年間平均湿度は77%です。 室内ではエアコンを使用するため、薄い長袖を準備することをお勧めします。

教育制度
2013年5月15日から初等・高等教育のフィリピンの教育制度が12年制に変更されました。K-12プログラム幼稚園1年、小学校6年、高校6年生1学期(6月〜10月)、2学期(11月〜3月)、季節学期(4〜5月)

国土
全体の面積は299,000㎢で北には台湾、南西はマレーシア、南にはインドネシアが近接しています。フィリピンの島は南北の長さが1,850kmに及ぶ7,107個の大小の島々で構成されています。フィリピンはルソン(LUZON)、ミンダナオ(MINDANAO)、ビサヤ(VISAYAS)の三つの地域に分けられます。

貨幣
フィリピン通貨はペソ(peso)です。外国為替は、すべてのホテル、大型デパート、銀行、フィリピン中央銀行の認可を受けた両替所で両替が可能であり、ビザ、ダイナースクラブ、マスターカード、アメリカン・エクスプレスのような国際クレジットカードは、主要施設で使用することができます。


フィリピンビザ

フィリピンへ語学留学のために行く場合、学生ビザを発行せず観光ビザで入国した後、現地で滞在期間を延長しながら勉強します。フィリピン入国後は観光ビザの状態で学校に通うために(SSP Special Study Permit)と呼ばれる研修許可証が必要です。

ビザ入国とビザ延長
フィリピンに入国した際に最大30日までの滞在可能な観光ビザが自動的に発行されます。その後、留学期間に応じて30日ずつビザの期間を延長しながら滞在することができます。学生のためにほとんどの学校ではビザ発行に関するすべてを代行しているので、特に心配することなく勉強に専念することができます。


研修許可証(SSP-Special Study Permit)
SSPと呼ばれる研修許可証は、観光ビザで入国した学生がフィリピンで勉強することができる制度です。フィリピン現地に到着した後に申請と発行をします。語学学校を変更する場合は、再度取得する必要があります。

  • 発行条件:フィリピン政府から認証した学校で勉強する場合にのみ発行可能です。
  • 発行費用:6,300〜6,500ペソ
  • 有効期間:59日、発行より6ヶ月
  • 申請手続き:学校での申請と発行代行

I-CARD
フィリピン59日以上滞在するための学生は、I-Cardという外国人身分証明カードを発行する必要があります。一度発行で1年間有効であり語学学校を変更してもSSPのように再発行する必要はありません。


留学期間のビザ関連費用まとめ

期間 ビザの延長 SSP I-Card 金額
4週間 0 6,300 0 6,300 PHP
8週間 3,440 6,300 0 9,740 PHP
12週間 4,710 6,300 3,300 17,750 PHP
16週間 2,740 6,300 3,300 20,490 PHP
20週間 2,740 6,300 3,300 23,230 PHP
24週間 2,740 6,300 3,300 26,070 PHP

主要都市の紹介

マニラ(Manila)

フィリピンの首都マニラは、政治、経済、社会、教育、文化の中心地です。エルミタ、マラテ、サンタクルス、空港のパサイ、億万長者が住む高級住宅街、銀行、オフィス、高級ホテル、ショッピングセンターがあります。フィリピン最大の都市として、様々な文化体験を楽しむ機会が数多くあります。

セブ(Cebu)

マニラの南東約560Km地点のビサヤ島の間に位置し、セブはフィリピンの最初の首都であり、第2の都市としてフィリピン最大のリゾート地です。セブ市はフィリピンの南部通商貿易の中心地として、メトロマニラを除けば、フィリピンで最も活発に商業が行われるところです。現在、学生が 語学学校を選ぶ人気の地域です。様々なカリキュラムを提供する学校や施設の良い学校が多くあり、学校選択の幅が大きいという利点があります。世界的な観光地であるため、フィリピンの語学留学中に観光を楽しみたい方に最適な地域です。

バギオ(Baguio)

マニラから車で約7時間の距離に位置するバギオは、海抜1,500mの高山地帯にあり、年間平均気温20度と涼しい天候でフィリピンの地元の人に非常に人気の高いリゾート地です。快適な天候のため非常に良い環境を持っているだけでなく、多くの大学があり教育の都市と呼ばれることもあります。スパルタ学校の援助都市でもあるバギオは静かな都市環境を誇る一方で、マニラやセブに比べて文化娯楽施設が多くないという欠点があります。

イロイロ(Iloilo)

大聖堂、美しいビーチのようないくつかの歴史的な観光地があふれる都市イロイロはビサヤの西部に位置しています。マニラから飛行機で1時間半ほどの距離に位置しています。学校の費用がマニラ地域と比較すると若干安く、静かな場所で勉強したい学生にはとても良い環境です。

バコロド(Bacolod)

微笑みの街という意味を持っているバコロドはネグロス島の北西の海岸平野に位置し、気候が穏やかで町の人々の人柄が良く、暮らしやすい、そして治安の良い都市でもあります。バコロドは大きな港湾都市で、対岸のイロイロと、セブへは毎日フェリー便があります。また観光地も多く、便利で物価も安いことから、最近は外国人も段々増えています。

タルラック(Tarlac)

タルラックは農業が盛んで、フィリピン米どころとして知られています。物価が安いので暮らしやすく、大型ショッピングモールもあり他の大都市と比べても生活には困りません。語学留学に最も好ましい地域の一つです。また世界遺産のビガンやバナウェイなどの観光地へのアクセスもしやすい場所です。

スービック(Subic)

スービックはアメリカ軍の基地であったことから、フィリピンの中でも欧米の都市のような雰囲気の環境です。街が小さめでどこからでも歩いて海に行けたり、商業施設に行ける便利な場所でもあります。豊富な観光資源によりホテル、ゴルフ場、ショッピングセンター、リゾートとして観光産業が盛んな街です。

クラーク (Clark)

マニラから車で約1時間の距離に位置するクラークは、最近、航空会社が直行便を運行していて語学留学の人気スポットとなっています。多くの外国企業が進出しており、現在はゴルフやカジノ、乗馬、様々なレジャー、ショッピング、高級住宅、別荘、高級品店、レストラン、などがありバケーションを楽しむのに良い条件を備えています。